来場者に伝わる展示会の準備

伝わるシンプル設計

自社の事業内容を来場者に正しく伝えるには、まずブースへ足を止めてもらう必要があります。
そのため、一定のスペースを確保し、何を扱う会社かが一目で分かるブースを設営しましょう。
派手さだけを追うと近寄りにくい印象になり、興味があっても避けられる恐れがあります。
色数や掲示物を増やしすぎず、企業名・主力商品・強みを大きく見せることが効果的です。
さらに、ブースに欠かせないのは自社の商品やサービスの見せ方です。
最も自信のある商品を中心に展示し、短時間で説明できる導線を整えてください。
パネルやデモ映像を用意すると、文章よりも直感的に理解されやすく、説明の負担も減らせます。
結果として、会話の質が上がり、次の商談につながりやすくなります。

数値目標を決める

展示会の成果を明確にするために、出展前に目標を具体的に決めてください。
例えば名刺交換30件、商談5件、デモ体験20件など、数値で設定すると当日の行動がぶれにくくなります。
目標があれば、声掛けの回数や説明の優先順位を考えられ、スタッフのモチベーションも上がります。
逆に目標がないと、何となく参加して終わりになり、費用と時間に見合う成果を得にくくなります。
また、展示会ごとに来場者層は異なります。
自社のターゲットが来場する展示会か、事前に確認しましょう。
過去の開催レポートや出展企業、来場者属性を調べると判断しやすくなります。
自社に合うと分かったら、当日の訴求内容も具体化し、成果につながる準備を進められます。


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